男性を中心に大人気のオンラインカジノですが、その裏でギャンブル依存症に悩むユーザーが増えていることを忘れてはいけません。
ギャンブル依存症によって、ギャンブルをやめたくてもやめられない状態に陥り、その結果借金や人間関係で大きな悩みを抱えてしまうことになります。
実際のところ、ギャンブル依存症を発端に人生が悪い方向に傾いてしまった患者さんも世界中に多く、日本でも国会規模でギャンブル依存症対策に議論を重ねています。
そこで今回の記事では、ギャンブル依存症リスクが高くてもオンラインカジノが人気の理由について詳しく解説していきます。
これらはギャンブル依存症のリスクでもあり、オンラインカジノの魅力でもあります。
本格的なカジノゲームが日本で楽しめる
これまでブラックジャックやバカラ、ルーレット、スロットなどのカジノゲームでギャンブルを楽しむには、ランドカジノが合法の国へ足を運ぶしかありませんでした。
しかしオンラインカジノであれば、わざわざ海外に行かずとも本格的なカジノゲームを日本に居ながら楽しめます。
ゲーム内容もランドカジノとほとんど変わらず、特にカメラ越しに本物のディーラーとリアルタイムで遊べるライブカジノは、本場の雰囲気と臨場感を体験できます。
オンラインカジノは海外に拠点を置いているため、日本の法律で裁かれることも無く、安心して遊べます。
ビッグウィンの獲得金額は無制限
まだオンラインカジノで遊んだことの無い方にとっては信じられないかもしれませんが、オンラインカジノでは獲得金額に制限がほぼありません。
一瞬にして数千～数億円クラスのビッグウィンを叩き出すこともありますし、これまでには24億円という夢のような金額を手にしたユーザーも存在します。
これだけの大金を一瞬にして手に入れられるチャンスのあるオンラインカジノですから、ギャンブル依存症リスクが高い点も納得できるかと思います。
公営ギャンブルやパチンコでは絶対に実現不可能な金額を手に入れられるゲーム性は、オンラインカジノ最大の魅力でもあります。
しかしギャンブル依存症の観点から考えますと、デメリットとも言えるかもしれません。
とにかくペイアウト率が高く稼ぎやすい
オンラインカジノは全体的なペイアウト率が非常に高く稼ぎやすいため、ギャンブル依存症になってしまうリスクがあります。
ペイアウト率とは、日本語で還元率や払戻率などとも呼ばれ、ベット金額に対して胴元から払戻される割合を示します。
例えばペイアウト率60％のギャンブルに10,000円を投資した場合、戻ってくる金額は6,000円となり、4,000円を損失します。
もちろんあくまでも期待値であり、必ずしもペイアウト率通りになるとは限りませんが、オンラインカジノは95～97％のペイアウト率を誇ります。
公営ギャンブルで70％、パチンコで80％と言われている中、オンラインカジノのペイアウト率は頭一つ抜けて高いことがわかります。
とにかくペイアウト率が高く稼ぎやすいオンラインカジノですから、ギャンブル依存症リスクが高いことも納得できます。
イカサマの心配が無く安心して遊べる
ギャンブルにイカサマは付き物で、パチンコやパチスロでは遠隔操作や打ち子、公営ギャンブルでは八百長が疑われることも度々あります。
もちろん噂や都市伝説的な部分もありますが、火のないところに煙は立たないとも言いますし、現実的にイカサマを実行することも十分可能です。
しかし合法のオンラインカジノでは、そもそもイカサマができない仕組みが確立しているため、イカサマの心配は一切ありません。
例えばスロットやテーブルゲームには乱数発生器（RNG）を搭載しており、人的にゲーム結果を操作することは絶対に不可能です。
他にも第三者機関による監視、ペイアウト率の公開、ライセンスの剥奪リスクなどイカサマをしたくてもできない状態になっています。
こうした安心感からオンラインカジノにのめり込んでしまう点も、ギャンブル依存症リスクを高くしています。
まとめ
今回は、ギャンブル依存症リスクが高くてもオンラインカジノが人気の理由についてご紹介いたしましたが、いかがでしたか？
海外に行かずとも本格的なカジノゲームが日本で楽しめる、ビッグウィンの獲得金額が無制限、とにかくペイアウト率が高く稼ぎやすい、イカサマの心配が無く安心して遊べるなど、全てオンラインカジノの魅力とメリットです。
しかしこれらの魅力やメリットが原因となってギャンブル依存症リスクが高くなることも忘れてはいけません。
一度ギャンブル依存症になってしまうと、そこから抜け出すのは難しく、専門的な治療が必要になってきます。
そのような状況に陥ってしまう前に、もしギャンブル依存症を自覚した場合には、すみやかに専門医へ相談をおすすめします。
消費者庁のホームページにもギャンブル依存症について書かれていますので、オンラインカジノで遊ぶ前に一度は目を通しておくと良いでしょう。
